ワークショップ

2015年11月3日(火・祝)

パナソニック汐留ミュージアム
工芸ワークショップ(截金)「桐箱に金箔で模様をつけよう!」

芸術の秋です! パナソニック汐留ミュージアムよりお招きいただきまして、文化の日に截金のワークショップをおこないました。
京都や名古屋など、遠方よりお越しいただいた方もいらっしゃいました。感謝申し上げます。

截金は簡単に説明すると、金箔を切って貼るという技法ですが、詳しくは、
細く線状に切って貼る「線文」と、
三角、四角などに切って貼る「点綴(てんてつ)文」に分けることができます。
線文は初めての方には難易度が高いので、今回は点綴文を中心に挑戦していただきました。

まずは截金の歴史などの簡単な説明と、実演をおこないました。
皆様、とても熱心にご覧くださいました。



そして、いよいよ本番です!

名刺大の桐箱の蓋に、自分でデザインした文様を貼っていただきました。



素敵なデザインです!



中には、截金経験者の方もいらっしゃいました。



慣れない両手に筆を持っての作業。


短い時間ではありましたが、皆様とても集中して黙々と作業されていたのが印象的でした。
細かい作業でさぞお疲れになったことだろうと思いましたが、意外にも、
「楽しかった」「もっとやりたかった」「できた箱を大切にします」などなど、嬉しいお声をいただきました。
いつも一人で工房にこもって制作している私ですが、人に教えることで、さまざまに気づくことがあり、私も多くを学ぶことができました。
ご参加いただきました方、本当にありがとうございました!


受講いただいた方々の作品の写真を撮影させていただきましたので、掲載します。
とても初心者とは思えない、力作揃いです!







最後になりましたが、パナソニック汐留ミュージアムの学芸員、スタッフの皆様、ご協力賜りまして誠にありがとうございました。





2015年6月20日(土)

佐野市立吉澤記念美術館
スライドトーク「私もルーツはやまと絵ー截金の魅力」

佐野市立吉澤記念美術館の収蔵企画展 ルーツは「やまと絵」展の関連イベントとして、スライドトークを行いました。
截金の歴史や魅力、そして私の作品に対する思い、制作過程などをスライドを交えてお話させていただきました。
定員50名を大幅に超え、約100名の方がご参加くださいました。大勢の方の前でお話しするのはとても緊張しましたが、皆様熱心に最後までお話を聞いてくださり、大変有意義な時間を持つことができました。
ご来場いただきました方々、お招きくださった美術館の方々へ厚く御礼申し上げます。








2014年2月23日 

石川県立美術館
キッズ☆プログラム鑑賞講座「きれい!かわいい!西出大三さんのきらめく世界」

小学生とその保護者を対象に、ワークショップを担当しました。
西出大三先生は石川県加賀市ご出身ですが、現在は残念ながら金沢には截金作家はおりません。
子供達には馴染みの少ない截金のワークショップ、しかも当日自由参加のイベントだったので、
「子供達が来てくれるかしら…?」と、少々不安だったのですが、当日は子供18人の参加がありました!
さすが金箔の産地、金沢生まれの子供達。金箔に対して関心を持ってくれているようです。

展示室にて西出先生の作品を前に、学芸員さんから截金の説明を聞き、その後、ワークショップです。



まずは金箔がどういうものかを知ってもらうために、実際に触ってもらいました。
「薄くて手にくっついちゃう。」「ちぎれちゃう。」
「そうです。こんなに脆かったら、切って貼るのは難しいですね。」

 



截金は、この薄い薄い金箔を焼き合わせて、取り扱うのに十分な厚みを持たせることが必要になります。今回はこの焼き合わせの工程も子供達に見てもらいました。単純な作業なので、子供達には退屈かな?と心配しましたが、金箔を焼く、ということが余程めずらしかったのか、みんな、とても静かに食い入るように見つめています。





その後、厚みを持たせた金箔を切って貼る実演をしました。
皆さんとても熱心にご覧いただきました。





そして体験です。
小さくきった色画用紙に金箔を思い思いの形に切って貼ってもらいました。両手に筆を持っての慣れない作業にも、子供達は体験を始めたとたん、ものすごい集中力です。
黙々と金箔と格闘します。





姉妹で参加してくれました。いい思い出になったかな?截金という技法を大人になっても覚えていてくれると嬉しいです。





子供達はとても手先が器用で、創造力も豊か。「花火」、「お魚」、「蓮」、「灯台」などなど…。小さな巨匠達の作品はこちら↓。(時間が無くて全員の写真が撮れなくてごめんなさい。)



目をきらきら輝かせて、「おもしろかった!」「截金好き!楽しい!」と声をかけてくれる子供達。
子供を対象に截金を教えたのは初めての経験でしたが、とても素直で、教えたことをどんどん吸収していく姿を見て、私もとても楽しい時間を過ごすことができました。ありがとうございました。
今回参加してくれた子供達の中から、未来の截金師が出てくれたら…と期待しています!

体験の後、もう一度西出先生の作品を見に展示室へ行く子もいました。実際に体験した後に見たら、西出先生の作品がどれだけ大変な手間をかけて作られているか、理解できたことと思います。
これからも截金に限らず、いろいろなことを体験、挑戦して、大きく成長していってくださいね。