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お知らせ

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  • 美術館展示のお知らせ(静嘉堂@丸の内)

    静嘉堂@丸の内にて「平安文学、いとおかし」展が開催されます。この展覧会は静嘉堂文庫が所蔵する国宝3件、重要文化財5件を含む、平安文学を題材とした絵画や書の名品を展示します。
    この美術館では初となる、現存作家の作品展示として源氏物語シリーズ2点が出陳されることになりました。
    「源氏物語」にちなんだ宝物の数々と、現代の山本茜の作品がどのように響き合うか、ぜひ会場でご覧くださいませ。

    以下の2点を展示いたします。
    ●源氏物語シリーズ第三帖「空蟬」
    ●源氏物語シリーズ第四十五帖「橋姫」

     

    平安文学、いとおかしー国宝「源氏物語関谷澪標図屏風」と王朝美の歩み

    会場:静嘉堂@丸の内
    会期:2024年11月16日(土)〜2025年1月13日(月・祝)
    ※休館日:月曜日、年末年始(2024年12月28日〜2025年1月1日)

    <「平安文学、いとおかし」展 静嘉堂プレスリリースページ>
    https://www.seikado.or.jp/pdf/20240621_release02.pdf

    源氏物語シリーズ第三帖「空蟬」
    源氏物語シリーズ第四十五帖「橋姫」
  • 美術館展示のお知らせ(佐野市立吉澤記念美術館)

    佐野市立吉澤記念美術館(栃木県)において、「源氏物語とみやび」展が開催されます。この展覧会は2021年に開催するもコロナ禍のため19日間で終了した「みやび」展をもとに、作品を増補したパワーアップバージョンです。「源氏物語」をはじめとする王朝文学、舞楽など王朝文化の「みやび」を絵画や工芸でお楽しみいただく展覧会です。山本茜の作品については新収蔵品を含む同館収蔵品の全7を点出陳しますので、ぜひこの機会にご覧いただけますと幸いです。

    下記7点を展示します。
    ●源氏物語シリーズ第一帖「桐壺」
    ●源氏物語シリーズ第五帖「若紫」←※新収蔵
    ●源氏物語シリーズ第三十三帖「藤裏葉」(光の道)
    ●源氏物語シリーズ第四十帖「御法」
    ●二人静
    ●截金硝子香合「ふくら梅」
    ●截金短冊箱「鳳笙の調べ」<木工作品>

    会期中(11月16日午後1時~2時)山本茜によるスライドトークを開催します。※要事前申込
    詳しくは展覧会サイトをご覧ください。

     

    源氏物語とみやび

    会場:佐野市立吉澤記念美術館
    会期:2024年11月2日(土)〜12月15日(日)
    ※休館日:毎週月曜日(11月4日は開館)、祝日の翌日(11月5日)

    源氏物語シリーズ第五帖「若紫」
  • 作品の巡回会場決定のお知らせ(第71回日本伝統工芸展)

    第71回日本伝統工芸展入選作品『截金硝子器「翔びたつ銀杏」』の巡回会場が決定しましたので、お知らせいたします。

    『截金硝子器「翔びたつ銀杏」』は、
    東京、京都、大阪、石川、岡山、島根、香川、福岡、愛知、広島(宮城以外の全ての会場)を巡回します。

    各会場、会期等詳細は日本工芸会ホームページでご確認下さい。↓
    https://www.nihonkogeikai.or.jp/exhibition/honten/71/?tab=info

    作品解説はこちら

     

    截金硝子器「翔びたつ銀杏」(撮影:川越裕介)
  • 第71回日本伝統工芸展入選のお知らせ

    山本茜の截金硝子器「翔びたつ銀杏」が入選しましたのでお知らせいたします。

    会場、会期等詳細は日本工芸会ホームページ↓
    https://www.nihonkogeikai.or.jp/exhibition/honten/71/?tab=info

    現時点で截金硝子器「翔びたつ銀杏」の巡回展示は、
    東京、京都、大阪、石川まで決まっております。
    それ以降は、追ってお知らせさせていただきます。

     

    截金硝子器「翔びたつ銀杏」(撮影:川越裕介)

    <作品解説>

    金色のちひさき鳥のかたちして 銀杏ちるなり夕日の岡に
    与謝野晶子の有名な歌です。私は子供の頃、この歌を聞いて、「散る」「夕日」という言葉が「死」を連想させ、悲しかったのでしょう、下の句を「銀杏翔びたつ朝(あした)に向かい」と勝手に下手に変えて歌っておりました。(晶子様、ごめんなさい)ある風の強い日、銀杏の葉が散るのではなく、鳥となって自らの意思で親木から翔びたつように見えたのです。 この作品はそんな子供の頃のイメージから着想を得ました。「銀杏」と「鳥が羽ばたいている様子」を掛け合わせた形を目指しました。銀杏のような、鳥のような…。庭に銀杏の木を植えて、3年育てて観察し続け、この形を得ることができました。 黄色と緑のガラスの切り替えのグラデーションには殊に気を配りました。有機的な形のため、全面手作業による研削、研磨となり、非常に困難な加工でしたが、イメージ通りに仕上げることができました。ご高覧いただけますと幸いです。